非接触が求められる時代となり、導入が進んだオンライン接客でしたが、当初は戸惑いがあったものの現在ではノウハウが積み重なりつつあります。
また、リアルなオフライン接客では移動の時間や費用も大変でしたが、オンライン接客であればいつでもどこでも対応できる便利さがあり、もしも非接触が求められない時代が来たとしても、我が社ではオンライン接客を継続する意向です。
対面だと話しにくい事でもオンライン接客であれば本音で語りやすくなり、お客様が求めている商品やサービスについて掘り下げられたり、こちらが売り込みたいものを積極的に提案したりすることができるようになりました。
紙ベースの契約だと書類の作成にも時間が掛かりましたが、オンライン接客ではすぐに入力フォームに移ってもらい、すぐさま契約を完結できます。
以前はパンフレットを用意したり、手渡しで受け取ってもらったりするのも手間でしたが、オンライン接客ならばファイル送信機能を使用してpdfファイルなどを瞬時に送れば、高確率でその場で閲覧してもらえる点もデジタル化のメリットです。
商品を見てもらう場合も、違った角度から見たい、照明が当たったらどうなるのか見たいなどの要望についても、ウェブカメラやタブレットのカメラを簡単に動かして見てもらうことができます。
お客様からの評判も上々で、待ち合わせなどに時間を使うことなく迅速に対応できたり、商品紹介や説明から契約までのプロセスがスムーズに進められるので、オンライン接客を利用して良かったという意見が大半を占めています。
何より移動による影響を一切受けないため、アポイントメントを取っていた時間に遅刻する事が皆無になったほか、5Gの普及もあってかすべてのやりとりが快適になったのも大きかったです。
現在の状態はまだ完成形ではなく、もっとブラッシュアップしなければならない点も出てくるとは思いますが、ほんの少しずつとはいえノウハウの蓄積が始まっています。
これからオンライン接客がどのような進化を見せてくれるのか、自分自身も楽しみでなりません。