Instagramでのライブコマースに力を入れ、商品の売り上げをアップさせている企業は少なくありません。今回はInstagramでのライブコマースでの成功事例をご紹介します。

オンワードホールディングスのグループ会社で、2014年からランジェリーブランド「 Chut! INTIMATES 」を実店舗とECの両方で展開しているインティメイツ株式会社の事例です。2018年秋から、社内のデザイナーやEC担当者がこまめにInstagramでライブ配信を行い、ブランドのファン獲得に取り組んでいます。現在では1回の配信に平均2000人程が視聴するなど、人気を集めています。では同社のライブ配信は、どのよな工夫の元作られているのかご紹介していきます。

ライブ配信の撮影場所や、当日の撮影方法などは?

「 Chut! INTIMATES 」では、番組の企画から撮影、配信まですべて社員が行なっているとのことでした。インスタライブに携わっているのは、出演者とスタッフを合わせて5人です。撮影は、閉店後の店舗で行い、配信時間は30分〜1時間以内。視聴者が盛り上がれば、上限の1時間まで配信することにしているようです。コメントの盛り上がり具合をリアルタイムでチェックしながら、質問のテーマを変えるなど、ライブ感を重視しているのがポイントです。台本はなく、事前に内容の大枠は決めておく手法をとっているとのことでした。

ライブ配信の際のポイント

一番のポイントとされているのが、出演者の2人が番組で商品を売ることを意識せず、率直にランジェリーの魅力を説明し、本音でフォロワーさんとやりとりするようにしているため、フォロワーもリラックスしてショッピングができているところかと思います。また、配信は毎回午後10時に始まりますが、当日は午後6時ごろには仕事を切り上げ、出演者や撮影スタッフがみんなで食事をすることで、リラックスして撮影に臨めるようにしているというこだわりが、売り上げUPにつながっているのかもしれません。

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