「ライブコマースに関する利用実態調査」の結果、最も利用されているのはYouTubeであることが発表されました。それに際して、今企業はYoutube×ライブコマースは絶対やった方がいいと言われる理由について徹底解剖します。

MMD研究所の調べによると、「ライブコマースを視聴し、商品を購入したことがある290人を対象に、ライブコマースで視聴した商品をどのように購入したか」複数回答で聞いたところ、「配信画面からすぐにアクセスできるECサイトで購入」が48.6%と最も多く、次に「他サイトとも比較し、価格が安いECサイトで購入」が47.6%、「実店舗で購入」が41.0%となったとのことです。今現在においては必ずしも配信画面から購入しているわけではなく、購入前には他サイトと比較購入している割合も多いのが事実です。

さらに、ライブコマース視聴経験者413人を対象に、ライブコマースを実施しているサービスでの視聴や購入についての問いでは、「視聴し、商品を購入したことがある」はYoutubeのライブ配信が25.7%と最も多く、次にInstagramのライブ配信が19.1%、LINE LIVEのライブ配信が14.3%とのことです。購入経験者、視聴経験者の割合ともに、YouTubeが最も高く、視聴興味・意向に関しては、Twitterが20.3%と高い結果になったとのデータがあります。(データ元:MMD研究所)

これらのデータからわかることとしては、今現在は必ずしも配信画面から購入しているわけではなかったとしても、近い将来は、ライブコマースからの直接遷移もしくは概要欄からの商品紹介のページから商品を購入するという流れはすぐそこの未来にあるのではないでしょうか。特にYoutubeは、最近では物凄い勢いで広がり始め、誰しもがアカウントを持っているような媒体にまで成長しています。

ライブ配信はリアルタイムであることが醍醐味のため、ちょっとした想定外のトラブルや慣れていない雰囲気でさえも視聴者の目にはマイナスどころか親近感を持たせプラスに映ることもあります。「ブランドや商品の裏側や素顔を見せる」感覚で気軽に試してみてはいかがでしょうか。
SNSは日常的に、コミュニティを作るツールですが、中でも上記のデータからもわかるように、「YoutubeおよびYoutubeライブ」は今後、非常に有効なツールになるかと思います。何回か実践していく中で、Youtubeライブをどのように使えば自社にとって一番有効なのかが必ず見えてくるはずなので、今のうちに早めに取り掛かり、成功パターンを得ることをおすすめします。

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