感染症対策を理由に弊社ではオンラインで営業活動を行うことになりました。ZOOMを使うだけで対面の営業活動と大して変わりがないだろうと思っていたのですが、実際に行ってみると入念な事前準備が必要であることが分かったのです。
最初は今まで訪問先に持参していた資料のデータ版を共有する方法で営業活動を行おうと思っていたのですが、初めて実施したときにイマイチ上手くいきませんでした。たくさんの情報が詰まってて良いと思っていたのですが、ZOOMの共有モードでは情報量の多い資料は見づらいことが分かったのです。他にも色々な機能を使用しようとしたのに上手くいかなかったり、音が聞こえにくいというトラブルが発生したりして大変でした。
このような感じで1回目の営業活動は散々な結果だったと言えます。このままではいけないと感じたので、同じ部署のメンバーで改善策を考えることにしました。ZOOM上でも見やすいプレゼン資料のような簡潔な資料につくり直したり、同僚とオンライン営業の実践的な練習を行ったりしたのです。同僚と練習することで実は相手の画面からは自分の顔色が悪く見えていた、声が聞き取りづらかったなどの問題点も明らかとなりました。反省点をもとにして改善を重ねていった結果、かなりクオリティを高めることができたのです。同僚や上司にチェックしてもらっても、問題ないと判断されるほどになりました。
対面営業で良い結果を出せるノウハウを持っていればオンライン営業になっても問題ないと思っていましたが、オンラインに特化した準備が重要であることが分かったのです。事前準備を徹底するようになってからは、オンラインでの営業でも対面と同じように良い反応がもらえるようになっています。オンラインにて営業活動を行うにつれて新たに工夫すべきことも見つかっており、改善を重ねることでノウハウが蓄積できました。これからも準備が大事であることを心に留めて、オンライン営業を行っていくつもりです。